iPhoneを使っていると、画面の上部ステータスバーに三日月のマークが表示されることがあります。
このマークは一体何を意味しているのでしょうか?
また、必要ない場合はどのように消すことができるのでしょうか。
この記事では、iPhoneの三日月マークについて詳しく解説します。
iPhoneの三日月マークとは?
- iPhoneの上部に表示される三日月型のアイコン
- おやすみモード(サイレントモード)がオンになっていることを示す
- 通知音や着信音、バイブレーションを一時的に停止する機能
iPhoneの画面上部、ステータスバーに表示される三日月型のマークは、おやすみモード(サイレントモード)がオンになっていることを示しています。
おやすみモードは、iPhoneの通知音や着信音、バイブレーションを一時的に停止する機能です。
重要な会議中や睡眠時など、通知による音を鳴らしたくない場合に便利な機能となっています。
おやすみモードがオンの状態では、電話やメッセージ、アプリからの通知は画面上に表示されますが、音は鳴りません。
ただし、アラームやタイマーは設定した時間になると鳴るので注意が必要です。
また、お気に入りの連絡先からの着信は、おやすみモードを無視して着信音が鳴るように設定することもできます。
おやすみモードのオン・オフ方法
- 設定アプリから「おやすみモード」を選択
- コントロールセンターから月のアイコンをタップ
- スケジュール機能で自動的にオン・オフを設定可能
おやすみモードのオン・オフは、iPhoneの設定アプリから行うことができます。
設定アプリを開き、「おやすみモード」を選択します。
ここで、おやすみモードのオン・オフを切り替えることができます。
また、コントロールセンターからも簡単にオン・オフを切り替えられます。
画面下部から上にスワイプしてコントロールセンターを表示し、月のアイコンをタップするだけです。
さらに、おやすみモードにはスケジュール機能があり、指定した時間に自動的にオン・オフを切り替えることができます。
例えば、毎晩22時から翌朝7時までおやすみモードをオンにするといった設定が可能です。
この機能を使えば、手動でオン・オフを切り替える手間が省けます。
おやすみモード中の着信やメッセージの受信方法
- お気に入りの連絡先からの着信は着信音が鳴る
- 緊急バイパス機能で特定の連絡先からの着信を許可
- 繰り返し着信があった場合は着信音が鳴る
おやすみモード中でも、お気に入りの連絡先からの着信は着信音が鳴るように設定できます。
設定アプリの「おやすみモード」から「お気に入りの連絡先を許可」をオンにし、着信を許可したい連絡先を選択します。
これにより、大切な人からの連絡を見逃すことなく受け取ることができます。
また、緊急バイパス機能を使えば、特定の連絡先からの着信を常に許可することもできます。
連絡先アプリで着信を許可したい相手を選択し、「緊急バイパス」をオンにします。
この設定をした連絡先からの着信は、おやすみモード中でも着信音が鳴ります。
さらに、おやすみモード中に同じ相手から3分以内に2回以上の着信があった場合、2回目以降の着信は着信音が鳴るようになります。
緊急の用件がある場合に便利な機能です。
マナーモードとの違い
- マナーモードは着信音のみをオフにする機能
- おやすみモードは着信音だけでなく通知音やバイブレーションもオフにする
- マナーモードにはスケジュール機能がない
iPhoneにはおやすみモードの他にマナーモードという機能もあります。
マナーモードは着信音のみをオフにする機能で、バイブレーションは作動します。
一方、おやすみモードは着信音だけでなく通知音やバイブレーションもオフにするため、よりサイレント性の高いモードと言えます。
また、マナーモードにはスケジュール機能がありません。
マナーモードのオン・オフは手動で切り替える必要があります。
一方、おやすみモードはスケジュール機能によって自動的にオン・オフを切り替えられるため、使い勝手が良いと言えるでしょう。
シーンに合わせて、マナーモードとおやすみモードを使い分けると便利です。
おやすみモード中の注意点
- アラームやタイマーは鳴る
- お気に入りの連絡先以外からの着信は留守番電話に転送される
- イヤホンやヘッドホンを接続していると着信音が鳴る場合がある
おやすみモード中は、アラームやタイマーは設定した時間になると鳴ります。
重要な予定がある場合は、アラームを設定しておくと良いでしょう。
ただし、アラームの音量は通常の音量設定に従うため、音量を下げていると聞こえない可能性があります。
また、お気に入りの連絡先以外からの着信は、留守番電話に転送されます。
相手にはおやすみモード中であることが伝わらないため、緊急の用件がある場合は別の連絡手段を取ってもらう必要があります。
イヤホンやヘッドホンを接続している場合、おやすみモード中でも着信音が鳴ることがあるので注意が必要です。
おやすみモードを活用するシーン
- 会議中や授業中などの公共の場
- 映画館や劇場などの静かにすべき場所
- 睡眠中や休憩中などのリラックスタイム
おやすみモードは、会議中や授業中など公共の場で着信音が鳴ると周囲の迷惑になる場面で活用しましょう。
また、映画館や劇場など静かにすべき場所でも重宝します。
着信音が鳴ることで、映画や舞台に集中できなくなってしまうことを防げます。
睡眠中や休憩中など、リラックスタイムにもおやすみモードを活用できます。
着信音や通知音で休息が妨げられることを防ぎ、質の高い睡眠やリラックスタイムを確保できます。
ただし、緊急の連絡を見逃さないよう、お気に入りの連絡先からの着信は許可しておくと安心です。
まとめ
iPhoneの画面上部に表示される三日月マークは、おやすみモード(サイレントモード)がオンになっていることを示しています。
おやすみモードは着信音や通知音、バイブレーションを一時的に停止する機能で、静かにすべき場面で重宝します。
設定アプリやコントロールセンターから簡単にオン・オフを切り替えられ、スケジュール機能を使えば自動化もできます。
おやすみモード中でも、お気に入りの連絡先からの着信は着信音が鳴るように設定できます。
また、緊急バイパス機能を使えば、特定の連絡先からの着信を常に許可することもできます。
アラームやタイマーは鳴るので注意が必要ですが、会議中や睡眠中など様々なシーンでおやすみモードを活用することで、快適なiPhoneライフを送ることができるでしょう。
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